川崎汽船グループ(以下「当社グループ」)では、「お客さまから信頼されるサービスの提供」と「持続可能な社会への貢献」の実現に不可欠なパートナーであるお取引先さまとの、相互の信頼関係の確立と共生を図っています。
サプライチェーン全体における持続可能性(サステナビリティ)への取り組みをお取引先さまとともに推進すべく、この度当社グループは、2006 年に策定した「購買方針」及び 2016 年に公表したお取引さまへのお願い事項である「サプライチェーンにおける CSR ガイドライン」を発展的に見直し、2025年8月、新たに「サステナブル調達方針」及び「サプライヤーサステナビリティガイドライン」を策定いたしました。
上記の「川崎汽船グループ サプライヤーサステナビリティガイドライン」を社内およびお取引先さまに周知、浸透させるべく、以下の取り組みに着手しています。
●ニュースレターによる社内・グループ内への周知
本社・国内外のグループ会社の役職員宛に発信しているニュースレター「Sustainability News」において、サステナブル調達の考え方や最新の動向について情宣し、社内・グループ内への浸透を図っています。
●チェックリスト(Self-Assessment Questionnaire)を用いたお取引先さま向けアンケートの実施検討
お取引先さまのサステナビリティに関する取り組み状況を把握・評価するため、当社独自のチェックリスト(Self-Assessment Questionnaire)を用いたアンケートの実施準備を進めています。このアンケートは、お取引先さまに自社のサステナビリティの推進の仕組みと実施把握について自己評価を行って頂くことを目的として実施するものです。
●グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ) サプライチェーン分科会活動への参加
国連グローバル・コンパクト(UNGC)の日本におけるローカルネットワークであるGCNJのテーマ別分科会のひとつであるサプライチェーン分科会の活動に積極的に参加し、最新の情報収集や他の分科会メンバー企業との情報交換を行うとともに、他企業との協働でサステナブル調達の啓発ツールやサステナブル調達担当者の実践ツール制作に関与しています。また、2025年度は同分科会の共同幹事を務めています。
●「パートナーシップ構築宣言」の公表
「サプライチェーン全体の共存共栄と新たな連携」と「振興基準の遵守」に重点的に取り組むべく、「パートナーシップ構築宣言」を公表しています。
https://www.biz-partnership.jp/declaration/47584-08-00-tokyo.pdf