当社グループは、2008年秋のリーマン・ショック以降、当社事業を取り巻く環境が大きく変化したことを受け、 従来の中期経営計画を見直し、今般「“K” LINE Vision100 KV2010」としてリフォームした新中期経営計画のもとでの事業運営に移行することといたしました。

 

今回策定した「“K” LINE Vision100 KV 2010」では、従来の『共利共生と持続的成長』をメインテーマとする5つの基本課題に加え、新たに3つのミッションを掲げ、収益構造改革を核に事業を運営目指してまいります。

5つの取り組み課題(継続)

  1. 環境保護への取組み
  2. 確固たる安全運航管理体制
  3. 最適・最強組織によるボーダレス経営
  4. 戦略投資と経営資源の適正配分
  5. 企業価値の向上とリスク管理の徹底

3つのミッション

  1. 2010年度黒字化と早期復配
  2. 安定収益基盤の拡大と持続的成長
  3. 財務体質の改善・強化

基本戦略

  1. コンテナ船事業の体質強化
  2. 事業ポートフォリオの再構築
    ・収益の柱としてのドライバルク事業の拡大と自動車船事業の強化
    ・成長分野への戦略投資
     
  3. 事業環境変動への即応と財務基盤強化
    ・投資の選別と抑制
    ・機動性の高い船隊構成
    ・安定収益の積み上げと投資の抑制による財務基盤の強化

主な数値目標

 

【計画の前提】
(ドライバルク船市況)太平洋ラウンド