当社グループは、2020年8月に経営計画を公表しました。経営計画の概略は以下の通りです。
経営計画の位置づけ
・2020年度を初年度として2020年代半ばへ、あるいは更にその先へ向けての当社の将来の方向性を示すもの。
・コロナ禍によるものを含めて当社を取りまく事業環境には大きな変化が予想され、当初の2年間(2020年度、2021年度)については足元での対応として具体的な事業方針、施策及び業績見込みを示している。
・2022年度以降については、現時点で当社が目指す2020年代半ば、2020年代末時点での業績目標を示している。
継続的企業価値向上へ向けて(2020年~2021年度の事業方針)
・足元では「守り」を固める ~船隊規模より収益規模の追求~
船隊規模適正化
投資の選別
・重点課題にしっかりと対応
安全、環境、品質に対する取組み拡充・加速
技術力・営業力強化による成長戦略強化
・流動性確保と自己資本拡充
流動性確保:コミットメントラインを含め売上の3か月分以上を確保
自己資本拡充:船舶、その他資産売船・処分
・具体的取組みと進捗管理の徹底
2021年度までの経常損益、自己資本計画見込み及び中長期的な目標
・2020年度は経常損益△280億円ながら当期純損益は資産売却等により収支均衡を見込む
・2021年度は経常損益、当期純損益ともに損益+100億円レベルを見込む
・中期的目標としては2020年代半ばには経常利益で250億円を目指す
・自己資本は着実に改善し2020年代半ばには、1,500億円を超えるレベルを目指す
ー自己資本比率 20%
・2030年には経常利益300億円、自己資本2,500億円を目指す
ー自己資本比率30%