当社グループは、海運業界を取りまく大きな事業環境の変化に対応し持続的な成長を可能とするための経営基盤の再構築を目指し、長期の経営方針と2017年度から創立100周年を迎える2019年度までの3か年中期経営計画「飛躍への再生」を策定しました。
新たな経営計画の策定にあたり、改めて当社の目指す姿を再確認する形にしました。
海運業を母体とする総合物流企業グループとして、人々の豊かな暮らしに貢献します。
私たちは、どのような場合においても自らの存在理由を認識して事業活動を行ってまいります。
お客さまを第一に考えた高いレベルの物流サービスを提供することで、重要なパートナー として選ばれ続け、グローバル社会の重要なインフラとして信頼されることを目指します。 |
“K” LINEグループが大事にする価値観 |
● 安全で最適なサービス..... | 社会への貢献 |
● 公正な事業活動..... | 社会からの信頼 |
● 変革への飽くなきチャレンジ..... | 新たな価値の創造 |
● 人間性の尊重..... | 個性と多様性を尊重する企業風土 |
事業環境変化に対し、以下の3つを当社グループの課題と認識しています。
- 当社の強みの徹底的強化による競争力確保
- 市況影響を受けにくい事業ポートフォリオの構築
- 技術革新・ビジネスモデル変革による成長性の実現
創立100周年を迎える2019年度までの3年間を、目指す姿に向けた事業基盤整備を行う「飛躍への再生」期間と位置づけ、以下の重点課題に取り組みます。
- ポートフォリオ戦略転換
- 経営管理の高度化と機能別戦略の強化
- ESGの取り組み
重要方針と目指す指標
長期的な目標 (2020年代半ば)
- ROA(経常損益ベース)6%/ROE二桁台の達成
- 自己資本4,000億円 - コンテナ船事業統合による事業安定性への効果を検証し、再設定を予定
- 配当方針 - 安定配当方針への復帰
中期経営計画での目標
- 2017年度以降3年間 ー 黒字化継続
- 基盤となる安定型事業のROA(経常損益ベース)6%の達成と同事業規模の拡大
- 自己資本比率 20%半ばに向けた積み上げ
- 配当方針 ‐ 財務体質改善と事業基盤の安定化を最優先とし、早期の復配を目指す