大型かつ環境に配慮したオフショア支援船で、ますます進む沖合・大水深でのエネルギー資源開発をサポート

2007年、“K” LINEはノルウェーのパートナーと、オフショア支援船会社、“K” Line Offshore AS(本社ノルウェー)を設立、最新鋭の新造船6隻を発注、2008年にはプラットフォーム・サプライ船(PSV)1隻を傭船し、北海での自主運航を開始しました。

2011年6月以降、合計7隻のオフショア支援船で、北海の洋上生産・掘削設備での、安全で効率的かつ環境に配慮した、高品質なオフショア支援船サービスを提供しています。

プラットフォーム・サプライ船(PSV)
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プラットフォーム・サプライ船(PSV)
アンカーハンドリング・タグ・サプライ船(AHTS)
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アンカーハンドリング・タグ・サプライ船(AHTS)

●“K” Line Offshore AS ホームページ

最新の取り組み

陸上から供給された電源ケーブル
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陸上から供給された電源ケーブル

PSV、AHTSともに、竣工以来、メジャー石油会社などとの短期・中長期契約により、着実に運航実績を重ねています。今後も進むと見られる大水深や沖合の油田・ガス田開発においても、こうした高仕様の船隊で、安全で効率的、かつ環境に配慮した高品質なオフショア支援船サービスを提供していきます。例えば環境面では、2017年8月にはAHTS 1隻(“KL Sandefjord”)が、DNV-GLから発給される「Shore Power(陸上からの電源供給)」のClass Notation(船級符号への付記)をオフショア支援船として世界で初めて取得しました。本船が港に停泊中に使用する電力を陸上電源に切り替えることにより、本船の発電機で使用する燃料の削減のみならず、その燃料消費によるNO_{X}、SO_{X}、CO2、その他微粒子の大気放出を大幅に軽減することが可能となり、周辺地域の環境保全に貢献するものです。姉妹船“KL Saltfjord”も同Class Notationを取得しており、今後は、同設備の搭載を計画している船に関しても搭載後に、同Class Notationを取得する予定です。

※ DNV-GL:ノルウェー・オスロに本部を置く船級協会および第三者認証機関。船級サービスは、世界トップクラスのシェアを占める。