“K” LINEは、自動車輸送の長年の豊富な経験を生かし、お客さまのマルチなニーズにお応えすべく、世界各国で柔軟かつスピーディに、かつ高品質なサービスを提供し続けています。
“K” LINEは、車両の高さに応じて調整できるデッキを備えた自動車船隊を取り揃え、一般車両だけではなく、バスやトラックなどの大型車両から、重建機・ボート等の非自走貨物に至るまで、あらゆるタイプの貨物の輸送を可能にします。
さらに、本船乗組員・荷役関係者・オペレーターが一丸となって、徹底した品質管理の下で輸送途中のダメージ抑制に努めており、安定的かつ確実な輸送に加えて、高品質という付加価値をもってサービスを提供します。
長年にわたる自動車メーカーとの輸送契約を通じ、最も大事である安定した輸送品質と地域や国ごとに異なる多様化するニーズへの対応力が重要であると考えます。“K” LINEは自動車の生産国と消費国を結ぶ自動車船サービスのみならず、臨港地区や工場・ディーラー近隣における完成車向けの物流サービスを開発。キャリアカー輸送、モータープールによる一時保管、納車前の車両整備をはじめとした付加価値の高い総合サービスを提供しています。
これまで大西洋でのサービスが主であった同サービスを日本・アジア発着航路においても充実させています。重車両・農建機のみならず、ロールトレーラーを使用した非自走大型貨物の積み取りも可能な体制としています。
“K” LINEは2003年7月1日をもって、欧州近海完成車輸送事業を従来の合弁会社から当社全額出資の新会社“K” Line European Sea Highway Services GmbH(KESS)へ移管しました。
欧州での現地生産の進展に合わせた物流企業との合弁会社設立以来、欧州域内における完成車輸送を強化し、輸送規模は当初の年間約18万台(1991年)から約67万台(2016年)へと増加するに至りました。今後も自動車生産のグローバル化に柔軟に対応しつつ、“K” LINEのワールドワイドな完成車輸送ネットワークとの結合によって効率的な輸送サービスを提供していきます。