2020年12月7日
川崎汽船株式会社
当社は12月7日、水素社会の構築・拡大に取り組む複数の民間企業とともに、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会」に参画いたしました。
当社は環境保全に関わる長期指針「“K”LINE 環境ビジョン2050 ～青い海を明日へつなぐ～」において、自社が排出する温室効果ガス（GHG）削減に積極的に取り組むと同時に、社会の脱炭素化を支援することを目標としており、新しいエネルギーの供給・輸送の担い手になるべく取り組んでいます。
水素は、地球温暖化対策に中心的な役割を果たすことが期待されています。水素の社会実装を進めると同時に、様々なステークホルダーと連携し、水素産業の育成と発展に向けた取り組みを推進する事が重要であるという「水素バリューチェーン推進協議会」の設立の趣旨は、自社と社会の脱炭素化を目指す当社の方針と合致するものであると考え、今般参画を決定いたしました。
当社は脱炭素化の実現を重要な課題と捉え、環境負荷の低減に引続き取り組んでまいります。
「水素バリューチェーン推進協議会」の活動内容(テーマ)
① 社会実装プロジェクトの提案・調整
② ファンドの創設、基本的な管理・運営の検討
③ 需要創出、規制緩和等の政策提言
④ 国際的な活動
⑤ 国内外の情報収集・分析・発信
＜参考リンク＞ 水素に関わる当社の取り組み
2020年9月4日発表：神戸・関西圏水素利活用協議会の設立について
https://www.kline.co.jp/ja/news/Liquefied_gas/Liquefied_gas-20200904.html
2020年6月9日発表：脱炭素社会の実現に向けて「チャレンジ・ゼロ」に参加
https://www.kline.co.jp/ja/news/csr/csr-20200609.html
2019年12月19日発表：「技術研究組合 CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)」への参画について ～水素社会の実現に向け、世界初の液化水素運搬船の実証試験に協力～
https://www.kline.co.jp/ja/news/Liquefied_gas/Liquefied_gas-20191219.html
