サステナビリティ 社長メッセージ

代表取締役社長  明珍 幸一
拡大
代表取締役社長  明珍 幸一

 当社グループの企業理念は、海運業を主軸とする物流企業として、人々の豊かな暮らしに貢献することです。全てのステークホルダーから信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値向上を目指しています。

 

 将来にわたって人々の生活や経済を支えるインフラとしての当社使命を果たすには、経営にサステナビリティ(環境・社会・経済の持続可能性)を重視する視点が欠かせません。急速に変化する環境の中で事業を持続的に発展させるには、気候変動問題やSDGsなどに代表されるグローバル社会の要請、お客さまのニーズの変化、社会の要請に応える経営戦略を、機動的に打ち出さなければなりません。

 

 当社グループが大事にする価値観のひとつに「地球環境と持続可能な社会への貢献」があり、それを体現すべく、取り組みを進めています。「E」の分野においては、環境に関わる長期指針「“K”LINE 環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」を2021年11月に改定し、「2050年GHG(温室効果ガス)排出ネットゼロ」という、より高い目標への挑戦を打ち出しました。一方「S」の分野では、人権尊重の重要性の国際的な高まり受け、2022年3月に「川崎汽船グループ 人権基本方針」を定め、当社グループの事業活動に関わる人々の人権に配慮することを掲げています。そして「G」の分野では持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために、取締役会の実効性の評価を行い、より実効性の高い取締役会の実現に向けて不断の改善を行っています。

 

 今後もサステナビリティへの主体的な取り組みを通じて、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献しつつ、成長機会の追求と企業価値の向上に取り組んで参りますので、当社グループへの温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

以上

 

代表取締役社長 明珍 幸一