“K” LINE グル-プのドライバルク輸送事業は鉄鉱石・石炭・穀物の3大ドライバルク貨物はもちろんのこと、ウッドチップ・原木といった林産資源や、原塩やニッケル鉱、ボ-キサイトやアルミナといった資源・工業原料を、輸送しています。また、近年注目されているバイオマス燃料輸送需要についても積極的に対応しています。
これまで長年培ってきた高度な輸送ノウハウを駆使し、多様な特徴を持つ“K” LINEのドライバルク船隊は、世界の産業の発展の一翼を担い、安全・安心を載せて今日も世界の海で活躍しています。
鉄鉱石は主要な産地であるオーストラリアやブラジルから、中国向けをはじめとして需要の中心である極東向けの荷動きが多くを占め、その輸送には鉄鉱石専用船(VLOC)やケープサイズバルカーといった全長300mを超える巨大な船が多く使われています。
“K” LINEは世界屈指の規模を誇る船隊で、その長距離かつ膨大な鉄鉱石輸送需要に応えています。
石炭はオーストラリアやインドネシアといった主要産地だけではなく世界各地で産出され、新興国の経済発展もあって輸送需要地もまた世界中に点在していることから、さまざまな港へ寄港する必要があり、巨大船による遠距離輸送だけではなく、より小型の船舶による近距離輸送も盛んに行われています。
“K” LINEはさまざまな特徴ある船隊を駆使し、多様な石炭輸送需要に応えています。
穀物は主に北米や南米を中心に世界各国で生産されていますが、収穫の季節や作柄によって荷動きが変わる貨物です。
貨物を積み込む船倉の手入れや、貨物の積み込みや輸送中のケアにおいても工業原料とは違う穀物ならではのノウハウが必要になります。
”K” LINEは長年にわたる穀物輸送で培ってきた経験や高品質な船隊により、生産地と需要地をしっかりつなぎ、世界の穀物輸送需要を支えています。