2026年11月4日
川崎汽船株式会社
川崎汽船株式会社(以下「当社」)は、このたび、2027年度から2031年度までを対象とする「中期経営計画(2027-2031年度)」(以下「本中期経営計画」)を策定しました。あわせて「“K” LINE AI・デジタル戦略」(以下「AI・デジタル戦略」)を策定するとともに、「“K” LINE環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」(以下「環境ビジョン」)を改定しました。
1.中期経営計画(2027-2031年度)
本中期経営計画では、『Shipping Redefined. 新しい海運を、つくる。』をテーマとして掲げ、当社の強みである現場起点の「統合運用力」を活かし、海上輸送を軸に、海上・海洋、物流、エネルギーサプライチェーン等の周辺領域へ事業を拡げ、事業と機能を掛け合わせることで提供価値を高め、競争力と収益力の向上を実現します。また、財務健全性を確保した上で、成長に向けた投資と株主還元による資本配分の最適化についても取り組みを進めます。
将来的なROE15%以上の実現に向けて、これら利益成長と資本効率改善を両輪で取り組み、企業価値の向上を目指します。
- 中期経営計画のテーマ
- 戦い方
➡ “K” LINEが持つ現場起点の「統合運用力」を活かし、その強みが活かせる領域で、事業と機能を掛け合わせて提供価値を高め、事業成長と収益力向上を実現する

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- 戦い方のイメージ
- 目指すゴール
➡ 利益成長と資本効率改善を両輪に企業価値向上を目指す
➡ KPI(2031年度目標)
• ROE : 全社 15%以上
• 当期純利益 : 自営事業 1,200億円+α
• 自己資本比率 : 全社 40~50%程度
• ROIC : 全社7.5%以上
- キャッシュアロケーション(中期経営計画期間累計)
➡ 営業CF :10,000~11,000億円
➡ 財務CF :6,000億円
➡ 投資CF(純額) :9,000億円(イン2,000億円/アウト11,000億円)
➡ 株主還元 :7,000~8,000億円(配当金120円/株(3,500億円相当)と、機動的な還元3,500~4,500億円(配当/自己株式取得を選択)を計画)

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- キャッシュアロケーションの内訳イメージ
2.AI・デジタル戦略
当社は2021年12月にDX戦略を策定し、DXを推進する基盤整備と業務変革に取り組んできました。今回策定したAI・デジタル戦略では、データ・AIをはじめとするデジタル技術の視点を踏まえて海運業の将来像を見据え、本中期経営計画期間における重点課題を明確化しました。データとAIで「統合運用力」に厚みと拡がりを持たせ、安全・確実な輸送という当社の中核的な価値をさらに高めてステークホルダーに還元します。
3.環境ビジョン
環境課題や社会的要請の変化を踏まえ、2021年以来3度目となる改定を行いました。2050年のスコープ1・2・3におけるGHG排出ネットゼロを目指すとともに、2035年に向けてCO₂排出効率を2024年比40%改善する中間目標を設定し、本中期経営計画と連動して取り組みを進めます。
当社グループは、本中期経営計画、AI・デジタル戦略および環境ビジョンに基づく取り組みを一体的に推進します。安全運航をすべての事業活動の基盤とし、「統合運用力」をさらに高め、「新しい海運」の実現と持続的な企業価値の向上を目指します。
【関連リンク】
中期経営計画(2027-2031年度):
https://www.kline.co.jp/ja/ir/management/strategy.html
AI・デジタル戦略:
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/dx_strategy.html
環境ビジョン:
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/environment/management.html#003