【全社】

Q.1 前年度実施の構造改革である傭船契約早期解約に伴う、当期のキャッシュアウトについて、第2四半期には一切発生しないという理解でよいのでしょうか。

 

A.1 傭船契約解約に伴うキャッシュアウトについては第1四半期にてほぼ完了しております。

 

 

Q.2  バランスシートの非支配株主持分が前期末比200億円前後増えている背景を教えてください。

 

A.2 国内港運子会社3社による共同持ち株会社株式の(株)上組への一部譲渡に関連するものです。

 

【コンテナ船】

Q.1 資料6ページの滝グラフに記載のある、”コンテナ船本体事業”の項目で、前回公表時より10億円強下方修正されていますが、重要な変更があってのことなのか、この背景を教えてください。

 

A.1 コンテナボックスのリースに係るものと、傭船契約の調整に係る費用増によるもので、何か大きな変更があって計上したものではございません。

 

 

Q.2 資料18ページにある、ONE社の通期業績見通しの前回予想との比較の滝グラフにある、可変費削減による112百万ドルの改善について、この可変費削減は、第1四半期にて初めて確認できたから入っているものなのか、それとも元々削減を見込んでいたものが更に効果が現出するというものなのか、どのように捉えればいいのかを教えてください。

 

A.2 可変費の削減については、基本的には貨物ポートフォリオ最適化が大きな要因ですが、そのために北米航路を中心に長期貨物の契約を見直しました。見直した効果が5月以降、第1四半期の後半から第2四半期にかけて100%現出してくるので、第1四半期に一部現出してはいますが、第2四半期により大きく効果が現出するものです。勿論貨物量との兼ね合いもありますが、効果の現出という意味では、元々貨物ポートフォリオの最適化を図るのが収益性改善策の1つでしたので、そうした目標をベースに貨物を入れ替え、長期契約を更改したということです。