【コンテナ船】
Q1:コンテナ船欧州航路の年間契約の交渉状況を教えて下さい。
A1:欧州航路は1月から、一部更改のタイミングが遅れていると聞いています。弊社の場合、条件内容を見極めながら判断していく方針で、本格的な交渉はこれからです。
Q2:コンテナ船事業統合の来期の年間契約交渉への影響は何かありますか。
A2:交渉が本格化しておりませんし、申し上げられる影響は今のところありません。
【ドライバルク】
Q1:ドライバルクの長期契約の更改状況について、現状を教えて下さい。
A1:底は脱したものの長期化していたスポット契約市況の低迷もあり長期契約の更改環境には確かに厳しいものがあります。斯様な状況下、当社は短期傭船の手当てや不採算船の処分等構造改革効果を通じたコスト削減に取り組んでいます。
【その他】
Q1:業績予想のその他一過性要因に、コンテナ船事業統合関係の費用が入っているということですが、具体的にどのようなものですか。
A1:事業統合に関わるコンサルタントや弁護士費用などです。
Q2:関係会社の事業構造改革について状況を教えて下さい。
A2:継続的に取り組んでいるところですが、詳細は控えさせていただきます。
Q3:不定期専用船の第3四半期実績は為替評価益を除いても黒字ですか。また、為替評価益の振り分けを教えて下さい。
A3:黒字です。約半分が不定期専用船、残り半分はほとんどがコンテナ船です。
Q4:APL Logisticsに対する訴訟についての被害額はどの程度ですか。
A4:拡散した虚偽情報によって一旦失った信頼の回復には時間を要する面もあり、被った企業価値の毀損は大きいことから、リーガル・アクションをとることと致しました。
Q5:来期黒字化にあたり、すでに見えているプラス要因が何かあれば開示可能な範囲で教えて下さい。
A5:ひとつは今取り組んでいる構造改革を最後までやり遂げ、コスト競争力をつけていくこと、もう一つは来期から加入する新アライアンスを通じて大型船のメリットを最大限に享受していくことです。