2022年4月28日
川崎汽船株式会社
株式会社ダイトーコーポレーション

 

川崎汽船株式会社(以下、「当社」)および株式会社ダイトーコーポレーション(以下、「ダイトーコーポレーション」)は、2022年4月より川崎汽船グループとして国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒C-4ターミナル」の運営を開始しました。4月5日に自動車専用船"IVORY ARROW" (アイボリー・アロー)が当社運航船として初めて寄港、4月15日にターミナル運営者での安全祈願式および多数の関係各所のご臨席のもと開所式を執り行いました。
 
同ターミナルは、完成車(新車・中古車)の輸出や積み替え基地としてだけでなく、ターミナル内の大型屋根付き作業施設を活用することで、ブレークバルク貨物など多種多様な貨物の取り扱いが可能であり、さまざまなニーズに対応いたします。
 

また、同ターミナルで使用する電力は、再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力を使用します。具体的には株式会社UPDATERの再生可能エネルギー事業「みんな電力」のブロックチェーン技術を活用した電源特定サービス(電力調達先の発電所を指定して電力供給を受けるサービス)を利用し、風力で作られた再生可能エネルギー100%の電力を調達します。
 

当社は、昨年 11 月に環境に関わる長期指針「“K”LINE 環境ビジョン 2050」(注1)の一部を見直し、新たな 2050 年目標として「GHG(温室効果ガス)排出ネットゼロに挑戦する」ことを定めました。事業活動を通じて環境保全を図りつつ、経済・社会の持続的な発展に貢献し、企業価値の向上に努めてまいります。
 

(注1)『“K”LINE 環境ビジョン 2050』 
https://www.kline.co.jp/ja/csr/environment/management.html#002
 

 <ターミナル概要>
名称             横浜港大黒C-4ターミナル
所在地         神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭22番及び24番
事業内容        完成車ターミナル事業
岸壁全長        350m(1バース)
水深               15m
敷地面積        約153,500 m2(バース部分含む)
蔵置可能台数    約8,000 台  

<C-4ターミナル全景>

 

<C-4ターミナル 開所式の様子>

(左から 横浜港埠頭株式会社 伊東社長、横浜港運協会 藤木幸太会長、横浜市港湾局 中野局長、
川崎汽船株式会社 明珍社長、株式会社ダイトーコーポレーション 松川社長、横浜エゼント会 
藤木幸三会長)
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(左から 横浜港埠頭株式会社 伊東社長、横浜港運協会 藤木幸太会長、横浜市港湾局 中野局長、
川崎汽船株式会社 明珍社長、株式会社ダイトーコーポレーション 松川社長、横浜エゼント会
藤木幸三会長)