2021年12月1日
川崎汽船株式会社
川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、Evisort Inc.(注1)が提供するAIを活用した契約書管理プラットフォーム(以下、「Evisort」)を導入することを決定しました。
当社はグローバルに事業運営を展開しているため、膨大かつ多種多様な契約書を締結しております。その管理やリスクマネジメントに多くの労力を費やしてきましたが、Evisortを導入し、クラウド上で契約書を一元管理することで業務効率の改善を図ります。また、社内の業務システムと連携しながら、契約書の作成・交渉から承認、契約締結後の管理や報告といった複雑で分断されているエンドツーエンドの契約ライフサイクルを最適かつ標準化します。最先端のAIにより、海上輸送や物流特有の契約書であっても即座に検索・分析可能とすることで、契約締結に係るリスクを即時に認識し管理できる体制を構築いたします。
当社は、Evisortの活用を通じて、契約締結に係るリスクマネジメント・ガバナンスの強化を推進するとともに、経営計画(注2)にて掲げたデジタル技術の活用、全社BPRの推進による業務効率改善および企業価値の向上に努めてまいります。
【Evisort機能概要】
(注1) Evisort Inc.(https://www.evisort.com/):
契約書管理とAI技術のリーディングプロバイダーであり、2016年にハーバード大学ロースクールとマサチューセッツ工科大学の卒業生により創業。米国のシリコンバレー本社を持つ。企業内の膨大な契約書類をクラウド上にデータ化することで従来の契約管理業務を最適化するソリューションを提供している。
(注2) 経営計画(2021年5月10日公表)
https://www.kline.co.jp/ja/ir/management/strategy.html