2021年1月5日
川崎汽船株式会社

 

 当社は統合船舶運航・性能管理システム『K-IMS』(Kawasaki Integrated Maritime Solutions)を従来の社船・仕組船に加え、中長期傭船への本格的な搭載を開始しました。

 

 2016年にリリースした『K-IMS』は、これまで社船・仕組船と一部の傭船を含む約140隻の当社運航船に搭載してまいりました。『K-IMS』では、様々なアプリケーションを準備の上、スマートフォン・PC画面上のViewerで本船の運航状況の常時監視による異常の早期発見、性能解析によるパフォーマンスの維持と燃費管理、更に最適運航支援による安全・経済運航の維持に役立てています。

 

 今後、これら船上で収集した気象データを含むビッグデータを本船、当社関連部署に加えて傭船船主や船舶管理会社ともCloud上の共通プラットフォームで共有の上、双方向から本船運航状態を把握することにより、本船運航管理の高度化への取組みを加速することが可能となります。

 

 当社は傭船を含めた『K-IMS』の更なる搭載拡大を通じて、これまで以上に安全運航、環境負荷の低減に磨きをかけると共に全ての運航船において輸送品質の向上に努めてまいります。

 


<関連リンク>
これまでの『K-IMS』に関するニュースリリースはこちらをご参照ください。

2016/06/28付リリース 統合船舶運航・性能管理システム『K-IMS』共同開発の件
https://www.kline.co.jp/news/detail/1205228_1454.html

 

2017/09/26付リリース 運航管理船に「最適運航支援システム」を搭載
https://www.kline.co.jp/ja/news/other/other2-3044752688424284858.html

 

2019/12/04付リリース 統合船舶運航・性能管理システム『K-IMS』 の追加開発(Phase-2)完了について
https://www.kline.co.jp/ja/news/other/other-20191204.html