2025年6月27日
川崎汽船株式会社
川崎汽船グループの船舶管理会社である、K MARINE SHIP MANAGEMENT PTE. LTD. の管理船「OCEANIC BREEZE」およびケイラインローローバルクシップマネージメント株式会社の管理船「CAPE SAPPHIRE」が、日本水先人会連合会(注1)が選定する「ベストクオリティーシップ2024」(注2)を受賞しました。
同賞は、船舶の安全航行のみならず、港湾や海洋環境の保護に関する意識を高める目的で水先人から見た優秀船舶に対する表彰制度として2003年に創設されたものです。選定に際しては、乗下船設備および航海設備の状態に加え、船内の指揮命令系統、安全運航に対する乗組員の高い意識などから総合的に評価されます。
2024年度は9~10月に全国の水先区で水先人が嚮導した船舶を対象とし、当社グループ管理船2隻を含む9隻が特に優秀と認められ、同賞に選定されました。6月26日に開催された表彰式では、日本水先人会連合会より賞状と記念品が授与されました。
当社グループは企業理念やビジョンにおいて「安全で最適なサービスの提供」を謳い、安全運航による社会への貢献を果たすために、①安全運航管理体制の充実、②船舶管理体制の強化、③海事技術者の確保・育成の強化の3本柱を掲げています。(注3)今後もグループ一丸となって、安全運航と輸送品質管理を極めることで、社会的価値と経済的価値の双方を実現し、全てのステークホルダーから信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値向上を目指します。
(注1) 日本水先人会連合会:「日本パイロット協会」を前身として、2007年の水先法改正に際して、全国の水先人会により設立された組織。
水先人会連合会HP:https://pilot.or.jp/
(注2) 「ベストクオリティーシップ2024」 HP :
https://pilot.or.jp/news/award_2024.htm
(注3) 川崎汽船の安全運航の推進の方針 :
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/social/safety.html
【授与された表彰状および盾】
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- 左より
K Marine Ship Management Pte. Ltd. Chief Executive Officer 福田祥司
日本水先人会連合会 会長 髙尾幸徳
ケイラインローローバルクシップマネージメント 代表取締役社長兼執行役員 谷岡弘茂
【LNG船「OCEANIC BREEZE」】
全長:288.00m
全幅:48.9m
総トン数:136,894トン

【ばら積み船「CAPE SAPPHIRE」】
全長:299.95m
全幅:50.0m
総トン数:107,850トン
