2025年11月27日 
川崎汽船株式会社

 

 2025年11月26日、川崎汽船株式会社(以下、「当社」)が100%出資するシンガポールの現地法人“K” Line Pte Ltd (以下、「KLPL」) が所有、運航し、当社グループの船舶管理会社である“K” Line RoRo Bulk Ship Management Co., Ltd.(以下、「KRBS」) が船舶管理するばら積み船「EUROPA BAY」(以下、「本船」)を対象に、大規模海難事故を想定した対応演習を実施しました。同演習では、本船がインドネシアのカリオランへの航行中に機関室で火災発生、乗組員による消火活動にもかかわらず火災は拡大しエンジン停止、CO2消火装置作動により鎮火、機関損傷で漂流という想定のもと、KLPLに事故対策本部を設置し、KRBSと対応を協議、社内外関係者との連携や情報共有の体制等の緊急対応体制の確認を行いました。

 

 海運会社にとって安全運航は一丁目一番地であり継続的かつ徹底した取り組みが求められます。中期経営計画では、「安全・船舶品質管理」を当社グループの強みとして位置付けています。今後も当社グループは、大規模事故対応演習により不測の事態に備えつつも、日々の安全運航への取り組みを通じて、社会への貢献を果たしてまいります。

 

【事故対策本部の様子】

事故対策本部の様子

 

【関連リンク】
当社の安全運航にむけた取組みは以下リンクからご参照下さい。
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/social/safety.html