2023年1月24日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下、「当社」)の船員向け主要研修所である“K” Line Maritime Academy Philippines (以下、「KLMA」)は、マニラのパシッグ川の清掃活動を行っているPasig River Coordinating and Management Office (以下、「PRCMO」)に、ブーツ、グローブ、レインコートなどの清掃員用保護具を寄贈しました。  
 
 1月16日にPRCMO主催の保護具の引き渡し式典が行われ、KLMAからは社長のBaratang氏、PRCMOからはオペレーションユニット長のPrado氏、コーディネーションユニット長のSibal氏をはじめとして多数の関係者が出席しました。

 

 PRCMOは2020年1月にフィリピン環境天然資源省下に設立され、世界的にも汚染が激しいといわれるパシッグ川の定期的な清掃活動を通じて、パシッグ川とその支流の清潔さを維持して、海洋プラスチックごみを減らすための活動を促進しています。当社の環境に関わる長期指針「“K”LINE環境ビジョン2050」(注1)では環境保全に向けた社会貢献活動の支援・参画を掲げており、また、35 年以上にわたって当社運航船で働く有能な船員を供給するフィリピン政府とフィリピン国民に対する当社からの感謝の意を込めて今回の寄贈に至りました。清潔なパシッグ川水系を復活させ、将来の世代への遺産として残していく為に、当社はPRCMOの活動を継続的に支援していきます。

 

(注1)「“K”LINE環境ビジョン2050 」:詳細は以下のリンクからご参照ください
https://www.kline.co.jp/ja/csr/environment/management.html#002

 

【引き渡し式典】

左から
PRCMO:Head of Operation Unit, Environmental Enforcement Division, Mr. Lomil V. Prado
“K”LINE :Representative, Chief Engineer, Hiroyuki Inui
PRCMO:Head of Coordination Unit, Mr. Garry S. Sibal
KLMA : President, Captain Edgardo T. Baratang