2021年8月20日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下、「当社」)のフィリピンにおけるビジネスパートナー企業であるRayomarグループ(注1)が、当社の海事技術者研修施設である“K” Line Maritime Academy Philippines(注2)の一部スペースを使用して新型コロナワクチンの接種を行うことをフィリピン保険省およびPasay市から承認され、同グループ社員および当社研修施設のスタッフへのワクチン接種を開始いたしました。
 ワクチン接種はRayomarグループがフィリピンで当社船員向けに医療サービスを提供している“K”Line Clinicが主体となって実施しています。
フィリピンではワクチン接種が遅れているといわれていますが、生活インフラを支える海上輸送を決して止めないという当社の目標に向けて、安定的な船員の確保のため、今後は当社が管理する本船の乗組員の他、関係会社に勤務するスタッフへのワクチン接種を進めてまいります。

(注1)ビジネスパートナーであるRAYOMAR MANAGEMENT INC,と合弁で1989年にフィリピンでマンニング会社を設立、フィリピン人船員の募集及び職業紹介を行っており、当社運航船に安定的に船員を派遣しています。
Raymor Management Inc ホームページ : https://www.rayomar.com.ph/

 

(注2)川崎汽船グループのフィリピン・マニラにおける海事技術者研修施設“K” Line Maritime Academy Philippinesでは年間延べ10,000人の受講者を受け入れ、当社の事業基盤である『船舶の安全運航と環境保全』を支える大きな柱のひとつとして、安定的に良質な船員の確保と育成を行っています。

 

K” Line Maritime Academy(KLMA)について
https://www.kline.co.jp/ja/csr/social/human_resource/human_resource_sea.html

 

2018年3月5日発表:海事技術者研修施設を強化・拡張

https://www.kline.co.jp/ja/news/other/other7515148962159885673.html