2020年11月11日
川崎汽船株式会社
当社グループの船舶管理会社ケイラインエナジーシップマネージメント株式会社に続き（注1）、シンガポールを拠点とする”K” Line Ship Management (Singapore) Pte Ltd（以下KLSM SGP）におきましても、このたび一般財団法人日本海事協会（以下NK）からサイバーセキュリティーマネジメントシステム（CSMS）の認証を取得しました。
当社グループ船舶管理会社では、CSMSの認証の取得だけを目的とせず、船舶に対するサイバーリスクの脅威から安全に船舶を守るための実用的な対策および指針の策定を第一優先として取り組んできました。KLSM SGPでのサイバーセキュリティ管理については、安全管理システム（SMS）マニュアルに取り込むと同時に、別冊としてサイバーセキュリティ・マネージメント・プラン（CSMP）とガイド（CSMG）を準備し、KLSM SGPと管理するコンテナ船「ONE HAMBURG」にてCSMS認証を取得しました。
新型コロナウイルス感染症による様々な制約がある中で準備を進め、2020年10月15日にNKによる認証プロセスが完了しました。今後、KLSM SGPが管理するすべての船に今般認証を受けた指針に基づいてセキュリティ対策に必要なIT機器を搭載し、「ONE HAMBURG」と同等のサイバーセキュリティ対策を実施して参ります。
当社グループでは陸上および船舶に対するサイバーリスクへの対応を強化することで、より安全で最適な輸送サービスを提供して参ります。
- 拡大
- 認証を取得した船舶での証書授与の様子
（注1） 2020年10月9日付プレスリリース
当社グループの船舶管理会社と本船がサイバーセキュリティの認証を取得
https://www.kline.co.jp/ja/news/csr/csr-20201009.html
