2015年05月29日
川崎汽船株式会社
動画公開のご案内~「川崎汽船の環境保全対応『始まるDRIVE GREEN PROJECT』」
当社は、省エネと環境保全に向けた『DRIVE GREEN PROJECT』を進めております。このプロジェクトは、外航海運業の運営を行っていく上での課題であるCO2排出の抑制など、環境負荷低減に関する取り組み事例のひとつとなります。具体的には、本年度から2017年度にかけて順次竣工予定の7,500台積み大型自動車運搬船(RO-RO船)10隻のうち、現在建造中の “DRIVE GREEN HIGHWAY”に特別な環境保全対応の装置を施すものです。
主な装置と目的は下記の通りです。
①主機水エマルジョン燃料と過給機カット装置 |
窒素酸化物(NOx)排出量の削減と燃費改善を実現 |
②排気ガス再循環装置(EGR)の試験搭載 |
燃焼温度の低下を図りNOxの生成を抑制 |
③SOxスクラバー |
海水等を用いて排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を洗い流す脱硫装置 |
④太陽光発電システム |
トップデッキの太陽光パネルにより車両デッキのLED照明に使用する電力を発電 |
このたび、これら最先端の省エネ技術を結集した本船を紹介する動画を作成し、当社ホームページ上に公開しましたのでご案内申しあげます。
尚、本船は2016年1月末に竣工予定です。建造の様子は今後アップデートし、動画のシリーズとして随時公開する予定ですのでご期待ください。 動画は下記リンクよりアクセスしてください。