2010年06月29日
川崎汽船株式会社
180,000重量トン型ばら積み船“CAPE TSUBAKI”竣工
本日、180,000重量トン型ばら積み船(ケープサイズ型)“CAPE TSUBAKI”が弊社社船として株式会社川崎造船・坂出工場で竣工し、豪州へ向けて出帆致しました。
本船は弊社が川崎造船坂出工場にて建造する日本籍ケープサイズバルカーの2隻目で、JFEスチール殿の原料輸送に専用船として従事します。 本船の特徴としては以下の通りです。
- ダンケルク最大船型として新たに設計された18万トン型ケープサイズバルカー。
- 甲板機器には電動モーターを採用し、環境に配慮。
- 同様に燃料タンクは二重化され、且つ燃料タンクのオーバーフローラインを装備。
- 省エネ型主機に加え、推進効率向上のための省エネ装置(省エネフィン、セミダクト及び省エネ型舵)を採用。
- 新しい船体の共通構造規則(CSR)と、バラストタンクには新塗装基準(PSPC)を適用。
全長:292.0m
全幅:45.0m
深さ:24.7m
載貨重量トン数:約182,718mt