2016年04月28日
川崎汽船株式会社

 

取締役会の実効性評価について

 

 

当社は、「川崎汽船コーポレートガバナンス ガイドライン」第22条において、「取締役は、取締役会の有効性、自らの取締役としての業績等について毎年自己評価を行い、その結果を取締役会に提出する。取締役会は、各取締役の自己評価に基づき、毎年取締役会全体の実効性について分析・評価を行い、その結果の概要を適時適切に開示する」こととしております。
この度、2015年度の取締役会について実効性の評価を実施し、その結果がまとまりましたので、以下のとおりその概要を報告いたします。

 

1.取締役会の実効性に関する評価の方法
本年度の取締役会評価については、独立した第三者の評価会社により、すべての取締役および監査役に対するインタビュー形式の実効性評価を実施した。
<インタビューの主要項目>
・取締役会の戦略・リスク等に対する理解と対応
・取締役会の構成と体制
・取締役会の運営と実務的事項
・取締役会の監督機能
・取締役会の意思決定におけるカルチャー
・株主との対話
 

2.取締役会の実効性に関する分析・評価結果の概要
当社取締役会は、全般的に高い実効性が確保されているとの評価を得ました。
<取締役会の実効性について特に高い評価を受けた強み>
・不断のガバナンス改革の実行とガバナンス向上に向けた取り組み
・業務執行における適切な意思決定プロセスおよび迅速な執行
・多様性に富んだ社外役員による適切なモニタリング
・議長のリーダーシップによる協力的な取締役会の雰囲気

 

また、業務執行体制のより一層の効率化及び強化を図るため、平成28年4月1日より導入したユニット統括制について、「事業部門や管掌部門をまたいだ運営が効率的に行える体制に変わってきており、現体制をより進めることで、改善が図れるものと考える」といった意見が得られた。

 

3.上記分析・評価結果を踏まえた今後の対応
当社取締役会としては、上記評価結果を受け、現時点において実効性が十分確保されていると判断するものの、より実効性の高い取締役会の実現に向けて、現状の体制をさらに推し進めるとともに、不断の改善を行っていくものとする。


以上