2015年07月24日
川崎汽船株式会社
川崎汽船、「自動車運搬船船内見学会 in KOBE」を開催
7月23日(木)、当社は神戸港第四突堤(ポートターミナル)において7500台積み新造自動車運搬船“Hawaiian Highway”の見学会「川崎汽船・自動車運搬船船内見学会 in KOBE」を日本船主協会との共催により開催しました。20回目となる国民の祝日「海の日」を記念して展開される「海でつながるプロジェクト」の一環として行ったものです。
本船“Hawaiian Highway”は、当社が建造中の7500台積み自動車運搬船シリーズ10隻の第一船として7月17日に竣工し、徳山下松港での英国向け都市間高速鉄道車両の初船積みを行った後、見学会のために神戸港に臨時寄港しました。見学会に先立ち、神戸市みなと総局の主催により初入港セレモニーが実施され、片山昌俊みなと振興部長より本船船長に記念の盾が送られ、またマリンメイトの渡邊彩也加さんより機関長に花束が贈呈されました。
生憎の雨にも関わらず見学会には午前、午後合わせて約200名の見学者にご来場いただき、関西各地の方々はもちろん、中には北海道や九州など遠くからお越しいただいた方もおられました。スタンランプ(本船後方の車両・貨物積込口)から乗船いただき、操舵室、船員居住区、貨物デッキなどを見学いただきました。操舵室では、船長との記念撮影も行なわれ、お子様はもちろん大人の方々も普段見ることができない自動車運搬船の船内の様子を興味深く見ていただき、引率の海技者や陸上社員、本船乗組員にも積極的にご質問をいただきました。
尚、「海でつながるプロジェクト」の一環として、コンテナ船”BROOKLYN BRIDGE”の見学会を8月3日に東京港大井2号コンテナターミナルで、8月4日に横浜港本牧A-5ターミナルでそれぞれ開催予定です。
当社はこうした活動を通じて、海に囲まれた日本にとっての海運の重要性や海運業の魅力を広く国民の皆様にお伝えできるよう、今後とも尽力して参ります。