2011年08月31日
川崎汽船株式会社

 

20万重量トン型ばら積運搬船“CAPE SASANQUA”竣工

 

 

本日、中国の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)におきまして、20万重量トン型ばら積運搬船 “CAPE SASANQUA” が竣工いたしました。

 

本船は新日本製鐵株式会社向け鉄鉱石および石炭の長期輸送契約船として就航いたします。船名“CAPE SASANQUA”は、主要な寄港地のひとつがある大分市のシンボル花、サザンカにちなんで命名されました。

 

本船は、省燃費型のディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、更に川崎重工業株式会社にて開発されたコントラフィン付セミダクト、川崎フィン付ラダーバルブを採用することで推進性能を向上させ、燃料消費量を最適なものとすることでCO2の削減にも寄与しています。また、燃料油タンクの二重船殻構造化と甲板機器の電動化を採用したことで、万一の漏油による海洋汚染を未然に防止しています。

 

当社は今後も大型船から小型船まで各種船型を取り揃えた安定した輸送サービスをお客様に提供し、多様化する鉄鋼原料輸送のニーズに積極的かつ柔軟に対応して参ります。

本船概要

CAPE SASANQUA
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CAPE SASANQUA

以 上