2016年06月06日
川崎汽船株式会社

 

テナガ・ナショナル社向け電力炭・連続航海傭船契約締結の件

 

 

  当社は、TNB Fuel Services Sdn Bhd(TNBF)社が実施したマレーシア船社対象の長期連続航海傭船契約入札に、マレーシアのHalim Mazmin Group(HMG)と合弁会社を設立し、マレーシア籍パナマックス型ばら積船を共同保有することで参画しておりましたが、今般HMGのグループ会社が契約を獲得するに至りました。今回TNBF社が締結した5系列の長期契約の内の1系列となります。
   2016年9月から輸送を開始、共同保有船により10年間に亘りインドネシア、南アフリカもしくはオーストラリアから、マレーシアまで年間150万トンの電力炭を輸送します。

 

  テナガ・ナショナル社は、マレーシア最大の電力会社であり、約1,100万kWの発電規模は東南アジア最大級でもあります。また、TNBF社はテナガ・ナショナル社の発電用燃料輸送を担うテナガ・ナショナル社の子会社です。

 

  HMGはマレーシアにおいて船主業、海事大学、航空パイロット養成学校、旅行業等を手掛ける Halim Mohammad氏率いる企業グループです。

 

  当社は、中期経営計画『“K”LINE Value for our Next Century - Action for Future -』のもと、海外市場においても長期契約を確保することにより安定収益基盤の拡大を進めて参ります。