2012年06月07日

川崎汽船株式会社

 

川崎汽船 米国ロングビーチ港の「グリーンフラッグ」7年連続受賞

米国ロングビーチ港湾局はこのたび、船舶からの排気ガス抑制を目的とした指定沿岸海域での減速航行運動において、2011年の一年間にわたり遵守率の高かった船社を「グリーンフラッグ」表彰船社として発表しました。 川崎汽船は年間入出港延べ95隻、177回の通航で同プログラムに参加し、付近40マイル以内の海域を航行する全運航船舶で減速航行を実施し(達成率100%)、同港港湾局より表彰を受けました。減速航行は、燃料消費率が低下することにより、二酸化炭素(CO2)等温室効果ガス、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)等の排出量削減にも有効です。

 

  ロングビーチ港では沿岸の大気汚染防止のために同港に寄港する船舶に対して、付近40マイル(約74キロメートル)、もしくは付近20マイル(約37キロメートル)の洋上ではスピードを12ノット以下に減速し、排気ガス量を抑制するプログラムが行われています。これは同港に寄港する船会社へ自主的な協力を求めているものです。

 

当社は2005年より同プログラムに積極的に参加し、高い遵守率を例年達成、通算7年連続の受賞となりました。今回の「グリーンフラッグ」表彰セレモニーでは、付近40マイル海域を対象として参加した船社の中でも、最多の通航隻数で完全実施を達成した(100%)船社として最高の評価を受け表彰されました。

 

川崎汽船グループは、これからも世界各地の環境保全への取り組みに積極的に参画し、地球海洋環境の保全に貢献していきます。