2013年02月07日
川崎汽船株式会社
インドにて二輪車3段積シャーシ国内輸送を開始
橋をかける~インドネシアからインドへ~
当社インド現地法人“K”LINE (INDIA) PRIVATE LIMITEDは、インド・デリー市近郊の工場から配送センターまでの2輪車3段積シャーシによる近距離シャトルサービスを開始致しました。昨年11月よりトライアルを開始し、安定したサービス体制が確立しました。
二輪車3段積シャーシは、インドネシア現地法人にて現地メーカーと共同開発、2010年12月よりサービスを始めたものです。
当初、ジャカルタ市内の工場から配送センターまでの近距離シャトルサービスから始め、長距離輸送への参画を果たし、現在8台を運行中です。
同シャーシは一台あたり約100台の二輪車を積載可能であり、従来の2段積シャーシに比べて3割以上積載率があがり、輸送効率の向上を果たすと共に、交通渋滞が激しい新興国においてCO2削減により環境改善にも貢献する画期的な輸送手段です。
当社物流事業のコンセプトである「顧客ニーズに基づく地元密着型サービス」の代表例となる本事業が、このたびインドネシアから海を渡りインドにて展開される運びとなりました。今後はアジア他地域へも展開する方針です。