2011年07月14日
川崎汽船株式会社

 

全国農業協同組合連合会(JA全農)との専用船契約締結の件

 

 

今般、当社は全国農業協同組合連合会(JA全農)との間で、パナマックス型及びハンディマックス型による、北米ガルフ・北米西岸・豪州からの穀物原料輸送の専用船契約、並びに特定船による複数系列の連続航海契約を締結致しました。

 

国内の配合飼料の流通量は年間2,400-2,500万トンで推移しており、JA全農グループの取扱数量は約3割を占めています。当該契約の締結により他の現行契約・スポット契約等も含め当社は年間約200万トン弱の穀物をJA全農グループに輸送することになります。 新造船を含めた当社特定船による長期にわたる計画的輸送で日本への穀物の安定供給と輸送の効率化が可能となり、ひいては国内畜産農家の生産支援の一助となることを目指します。

 

当社が4月に発表致しました、中期経営計画「“K”LINE VISION 100」-『新たな挑戦』-において中小型バルカーを中心とした船隊整備の推進を発表しております。今回の一連の契約を含め今後JA全農との関係を更に強固なものとし、「安定収益基盤の拡大と持続的成長」というミッションを早期に達成するべく努力してまいります。

以 上