2025年5月26日
川崎汽船株式会社
川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、運航管理プラットフォームVeson IMOS Platform(以下「IMOS」、Veson Nautical社提供)を導入したことをお知らせいたします。
IMOSは、傭船契約や貨物契約、燃料、収支管理など、運航管理業務を効率化する統合プラットフォームです。データ活用と意思決定を支援する高度な機能を備え、運航データの活用による運航効率の最適化に貢献します。
当社は、これまで傭船契約、収支管理など、業務に特化した複数のシステムを利用しておりましたが、業務プロセスの一元化・標準化を目的として、IMOSを導入いたしました。単なるシステム代替にとどまらず、IMOSの導入によって事業環境の変化へ迅速に適応する能力を身に付けると同時に、レガシー企業文化から脱却し、お客様への更なる価値提供に繋げてまいります。
当社は中期経営計画において、DXを安全・船舶品質管理、環境・技術の高度化と並ぶ経営戦略の根幹を支える事業基盤と位置付けております。グループ全体のDX推進を軸に、データやデジタル技術の活用により、安全品質の向上、CO2排出量削減といった課題への取り組みを進め、強固な事業基盤の構築と持続的な企業価値の向上を目指します。
IMOS導入による効果
Before

課題
機能別に複数のシステムに分かれており運用が煩雑
保守のコストもかかる
After

結果
保守・運用のコストを抑えながら
契約から航海、収支までを一元で管理

単にシステムを代替するだけでなく、レガシー企業文化からの脱却、お客様への更なる付加価値向上を目指す