2023年5月19日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、日本における船員の教育機関である独立行政法人海技教育機構海技大学校(以下、「海技大学校」)に、当社が運航するLNG燃料自動車船(船名「CENTURY HIGHWAY GREEN」)のモデルシップと同船舶の写真パネルを寄贈しました。

 

 5月16日に、海技大学校からは近藤宏一海技大学校長、当社からは綾清隆専務執行役員が出席した贈呈式が行われ、海技教育機構より当社に感謝状が贈られました。近藤海技大学校長からは、「モデルシップ並びに船舶写真をご寄贈いただき誠にありがとうございました。学生、教職員の励みになりますとともに、ご期待に添えるよう尽力いたしますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。」と謝辞が述べられました。

 

 当社の日本人船員の多くは、海技教育機構における乗船訓練を経て船員として活躍しており、現在も海運業界のニーズに応じた座学および実技研修を海技大学校で受講しています。日本人船員の採用や船員教育において、海技教育機構、殊に海技大学校との関係性は深く、優秀な日本人船員の育成への貢献に感謝の意を表し今回の寄贈に至りました。

 

 寄贈したモデルシップは、当社が養成するフィリピン人学生が最新のLNG燃料焚き自動車船をベースに作り上げたものです。海技大学校に展示されることで、環境に配慮した船舶技術の発展や同じ志を持ったフィリピン人学生の情熱に触れていただき、同校の学生にさらなる成長や進歩を促すことを期待しています。

 

 当社は今後も、海技教育機構と協力し、海運業界の発展と日本人船員の育成に貢献してまいります。

 

【贈呈式の様子】

左: 川崎汽船 専務執行役員 綾清隆
右: 海技大学校 校長 近藤宏一 様