2022年4月1日 
川崎汽船株式会社

 

本日行われた入社式での当社代表取締役社長 明珍幸一による挨拶をお知らせします。

 

 

 皆さん、入社おめでとうございます。

 今日ここに陸上職26名、海上職9名の皆さんを当社の大切な仲間として迎え入れたことを本当に嬉しく思います。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大は人々の生活や行動に大きな変容を迫り世界経済にも多大な変化をもたらしました。今年、入社される皆さんは二年間にわたるコロナ禍により、さまざまな制約を伴う学生生活を余儀なくされ大変な苦労があったのではと察します。命の大切さ、人と人との絆、当たり前であった日常の有難さを感じたのではないでしょうか。我々、海運業にとっても「モノの流れを止めない」、「人々の生活を支える社会インフラとして働き続ける」という本来の役割が果たす重要性に改めて気づかされることになりました。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大後の世界を誰もが予想できなかったように、たとえ不確実な将来に直面しても我々は常に想像を巡らせ柔軟に対応しなければなりません。
 足元では環境問題への意識が急速に高まり産業界も大きく変わりつつある中、当社はLNG焚き燃料船、風力を利用した推進システム、機関データ解析による最適運航システムを導入し低炭素化による環境負荷低減を推進しています。また2020年代後半にはゼロエミッション船を投入することで2050年の脱炭素化に向け着実に歩みを進めているところです。
 今後もドライバルク、エネルギー資源、自動車、そしてグループ会社ONEによるコンテナ等の安定的な輸送に努めるとともに、新たに生まれる水素やアンモニア、回収したCO2等の輸送需要にもしっかりと応えられるよう備えていかねばなりません。

 

 皆さんは今後、幅広く視野を広げて変化を先取りする姿勢を持つようお願いします。
そのためにも先ず、上司や先輩からしっかりと任された担当業務を謙虚に学んでいただきたいと思います。常に相手の立場に立ち、思いやる一方、従来の発想にとらわれず「進取の気性」を旨に、果敢に新たな取り組みに挑戦し続けるようお願いします。

 

 本船運航の最前線での活躍を期待される海上職員の皆さんには、諸先輩方が長年築き上げ、積み上げてきた「安全運航」への取り組み、船舶に関わる技術をしっかり継承し、『安全』を最優先で業務に取り組んでいただく事をお願いしたいと思います。

 

 安全で高品質なサービスの提供により、お客様に選ばれ、物流インフラを担い世界の人々の豊かな暮らしに貢献することで企業価値の向上に一緒に力を合わせて取り組んでいきましょう。

 

 改めまして、本日は誠におめでとうございます。