2013年06月06日
川崎汽船株式会社
川崎汽船 米国ロングビーチ港の「グリーンフラッグ」8年連続受賞
米国ロングビーチ港湾局はこのたび、船舶からの排気ガス抑制を目的とした指定沿岸海域での減速航行プログラムにおいて、2012年の一年間にわたり遵守率の高かった船社を「グリーンフラッグ」表彰船社として発表しました。 川崎汽船は運航船舶の年間入出港延べ隻数248隻のうち、付近20マイル以内では246隻(達成率99.2%)、付近40マイル以内では243隻(達成率98.0%)が減速航行を実施し、5月30日ロングビーチ港湾局より表彰を受けました。減速航行は、燃料消費率が低下することにより、二酸化炭素排出量の削減にも有効です。
ロングビーチ港では沿岸の大気汚染防止のために同港に寄港する船舶に対して、付近40マイル(約74キロメートル)、もしくは付近20マイル(約37キロメートル)の洋上ではスピードを12ノット以下に落とし、排気ガス量を抑制する運動が行われています。これは強制ではなく、同港に寄港する船会社の自主的な協力を求めているものです。この取組みへの参加率が高く、かつ寄港数が多い船社に対し、その栄誉をたたえるグリーンフラッグが授与されますが、当社は、非常に高い参加率を例年達成しており、本年もグリーンフラッグを受賞、8年連続の栄誉となりました。
川崎汽船グループは自社独自の取り組みはもちろん、世界各地各港の環境保全への取り組みにも積極的に参画し、これからも地球環境の保護に貢献していく所存です。