2015年05月12日
川崎汽船株式会社

 

三井物産向け新造LNG船 長期定期傭船契約締結

 

 

   当社はこの度、三井物産株式会社(以下「三井物産」、本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫)、今治造船株式会社(以下「今治造船」、本社:愛媛県今治市、社長:檜垣幸人)と共同で、三井物産が進める米国Cameron LNG輸出プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)向けに、新造液化天然ガス(以下「LNG」)船1隻(以下「本船」)を投入する長期定期傭船契約を締結致しました。

 

  三井物産は米国子会社を通じ本プロジェクトに出資参画しており、生産されたLNGを引き取ることになっております。

 

  今治造船で建造される本船は、環境への負荷が少ない低速ガス焚きディーゼル機関(ME-GI機関)を搭載することになります。 
  当社は、LNG船事業での30年以上のノウハウとネットワークを活かし、本年3月に発表した新中期経営計画『“K”LINE Value for our Next Century 』で掲げる持続的成長と企業価値の向上に取組んで参ります。

 

〔契約概要〕

契約締結日

2015年5月11日

傭船者

三井物産

船主

Trinity LNG Transport S.A. (当社、三井物産、今治造船の共同出資会社)

傭船期間

最大25年

本船

178,000m3メンブレン型LNG船

推進機関

低速ガス焚きディーゼル機関 (ME-GI)

建造造船所

今治造船

竣工年

2020年を予定

船舶管理会社

"K" Line LNG Shipping (UK) Limitedを予定