2009年04月14日
川崎汽船株式会社
川崎汽船 米国ロングビーチ港の「グリーンフラッグ」4年連続受賞
― 年間延べ250隻以上寄港する船社の中ではトップの成績 ―
米国ロングビーチ港湾局はこのたび、船舶からの排気ガス抑制を目的とした指定沿岸海域での減速航行運動において、2008年の一年間にわたり遵守率の高かった船社を発表しました。その中、川崎汽船は年間入出港延べ隻数321隻のうち、317隻が減速航行を実行、達成率98.8%を記録。一年間に船を延べ250隻以上寄港させている船社(客船を除く)の中ではトップの成績をあげ、2008年の一年間でCO2排出量を約3800トン削減しました。
この「グリーンフラッグ」表彰は今年が4年目となり、当社の受賞は4年連続となります。
ロングビーチ港では沿岸の大気汚染防止のためにロングビーチ港に寄港する船舶に対して、付近20マイル(約37キロメートル)の洋上ではスピードを12ノット以下に落とし、排気ガス量を抑制する運動をおこなっています。これは法的な強制力はなく、同港に寄港する船会社の自主的な協力を求めているものです。
川崎汽船グループは自社独自の取り組みはもちろん、世界各地各港の環境保全への取り組みにも積極的に参画し、地球環境の保護に貢献していく所存です。