2017年07月07日
川崎汽船株式会社

 

「シップ・オブ・ザ・イヤー2016」大賞を受賞 川崎汽船の次世代環境フラッグシップ “DRIVE GREEN HIGHWAY”

 

 

   当社が運航する7,500台積み大型自動車船“DRIVE GREEN HIGHWAY”が、日本船舶海洋工学会主催の「シップ・オブ・ザ・イヤー2016」を獲得し、7月7日に授賞式が催されました。

 

   「シップ・オブ・ザ・イヤー」は、その年に日本で建造された応募船の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して与えられるもので、1990年に創設され今年で27回目となります。

 

   “DRIVE GREEN HIGHWAY”は、海洋汚染・生態系の保護、大気汚染、そして地球温暖化という世界が直面する地球環境の重要課題に対して、世界をリードする環境フラッグシップという位置付けで建造された船です。酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)と窒素酸化物(NOx)、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量を極限まで低減するための先進技術を結集しています。(注1)

 

   「シップ・オブ・ザ・イヤー」では、これらの環境先進技術を国際的な規制に先駆けて導入したことが評価されました。また、竣工直後の2016年2月に横浜港大さん橋で一般の方々も対象にした   お披露目式・見学会を開催し、その様子が広く報道されるなど、社会的なアピール度が高い点も評価のポイントとなりました。(注2)

 

   川崎汽船では、2050年までの長期指針「環境ビジョン2050」に基づいた環境保全策を進め、新たな中期経営計画でもESGの重視を掲げています。この栄誉ある賞を受賞した”DRIVE GREEN HIGHWAY”を当社の地球環境保全への取り組みのマイルストーンと位置づけ、世界中のより多くの人々が、より環境に対して低負荷で高効率な海運のメリットを享受できる事業の実現を目指してまいります。

“DRIVE GREEN HIGHWAY”
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“DRIVE GREEN HIGHWAY”
「シップオブザイヤー2016」授賞式の様子
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「シップオブザイヤー2016」授賞式の様子

(注1)“DRIVE GREEN HIGHWAY”に搭載された主な先進技術と建造の様子は、以下のリンクからご参照ください。
https://www.kline.co.jp/movie/

 

(注2)横浜港大さん橋でのお披露目の様子は、以下のリンクからご参照ください。
http://www.kline.co.jp/news/detail/1203978_1454.html