2011年04月15日
川崎汽船株式会社
川崎汽船 米国ロングビーチ港の「グリーンフラッグ」6年連続受賞
米国ロングビーチ港湾局はこのたび、船舶からの排気ガス抑制を目的とした指定沿岸海域での減速航行運動において、2010年の一年間にわたり遵守率の高かった船社を「グリーンフラッグ」表彰船社として発表しました。川崎汽船は年間入出港延べ隻数203隻のうち、付近20マイル以内では202隻(達成率99.5%)、付近40マイル以内では197隻(達成率97.0%)が減速航行を実施し、ロングビーチ港湾局より表彰を受けました。減速航行は、燃料消費率が低下することにより、二酸化炭素(CO2)排出量の削減にも有効です。
ロングビーチ港では沿岸の大気汚染防止のために同港に寄港する船舶に対して、付近40マイル(約74キロメートル)、もしくは付近20マイル(約37キロメートル)の洋上ではスピードを12ノット以下に落とし、排気ガス量を抑制する運動が行われています。これは同港に寄港する船会社の自主的な協力を求めているものです。
当社はこの運動に積極的に参加し、高い遵守率を例年達成、今回の「グリーンフラッグ」表彰により、通算6回目6年連続の受賞となりました。
川崎汽船グループは自社独自の取り組みはもちろん、世界各地各港の環境保全への取り組みにも積極的に参画し、これからも地球環境の保護に貢献していく所存です。