2011年04月28日
川崎汽船株式会社
中期経営計画“K”LINE Vision100見直し
-『新たな挑戦』-
当社グループは、2008年3月に2010年代半ばを見据えた中期経営計画「“K”LINE Vision 100」を策定しましたが、リーマン・ショックによる世界経済の低迷に対応し、激変した事業環境への対応を行うべく2010年1月に「“K”LINE Vision100 KV2010」にてこれを見直しました。2010年度においては、世界経済は緩やかながらも回復傾向となり、当社グループは所期の計画を上回る業績を達成することができました。
今般、市場の構造変化や将来の需要拡大に対応するべく中期経営計画を見直し、「“K”LINE Vision 100 -新たな挑戦-」の元での事業運営に移行することといたしました。今回策定した「“K”LINE Vision 100 -新たな挑戦-」では、従来の『共利共生と持続的成長』を実現するための5つの基本課題を踏襲し、「“K”LINE Vision100 KV2010」で掲げた新たな3つのミッションのうちすでに達成をみた「2010年度黒字化と早期復配」を除き2つのミッションを掲げ、これらを達成するべく努力してまいります。
5つの取り組み課題(継続)
- 環境保護への取組み
- 確固たる安全運航管理体制
- 最適・最強組織によるボーダレス経営
- 戦略投資と経営資源の適正配分
- 企業価値の向上とリスク管理の徹底
2つのミッション
- 安定収益基盤の拡大と持続的成長
- 市場の構造変化と需要増に対応する戦略投資
(機動性の高い船隊構成と新規事業への投資)
(財務体質の改善・強化への継続的な取組み)
主な数値目標
中期経営計画 見直し
KV2010からの変動額