2023年12月13日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、11月14日、15日の2日間にわたり当社本社において、ドライバルク部門グローバル会議を開催しました。会議には、本社ドライバルク部門メンバーのみならず、海外主要10拠点から25 名のナショナルスタッフおよび在勤員が集まり、海外スタッフのオンライン参加も含めて、総勢約100名が営業・運航セッションに分かれ活発な議論を行いました。

 

 開会に際し浅野代表取締役副社長執行役員(ドライバルク事業ユニット統括)より、当社が企業価値向上のために取り組んでいる経営管理のさらなる高度化プロジェクトを踏まえたグローバルなKPI(Key Performance Indicator)の共有意義と「稼ぐ力」の指標の1つであるROIC向上の施策について説明がなされ、皆が一丸となって更なる成長に向けて取り組むことの重要性が確認されました。


 運航セッションでは「Current status of KPI progress」というテーマで、年初に設定した安全・効率運航の実現度、顧客からのフィードバックや運航面での稼ぐ力の磨き上げに加え、CO2の削減量など脱・低炭素への取り組みといったKPIの進捗状況の分析・振り返りを行い、安全運航や採算性の向上、環境・DXの取組などについて忌憚のない意見交換が行われました。

 

 営業セッションでは「Expand Our Business, Empower Our Success!」をテーマに当社ビジネスの成長や将来の収益基盤の拡充に向けた分析・施策、高品質なサービス、技術部門や環境部門を伴った組織・環境営業を題材に、付加価値の源泉を特定し、東京本社と海外拠点が一体となって当社の強みを伸ばす方策などについて討議しました。

 

 今後も、定期的なグローバル会議の開催とグローバルKPIの共有を通じて、従業員同士の一体感醸成とチームワーク強化を図りながら、顧客密着型のサービス品質の向上に努めます。当社ドライバルク部門は、グローバルな多様性を基盤として営業ネットワークを一層強化し、長年培ってきた高度な輸送ノウハウに環境対応を加え、持続的な収益成長を実現してまいります。

 

【グローバル会議の様子】

【会議後の集合写真】