2018年11月15日
川崎汽船株式会社
本日11月15日、今治造船株式会社丸亀事業本部において、100千トン型の石炭専用船「庄内丸」が竣工しました。
「庄内丸」はWAD(Weather Adapted Duct)によるプロペラ推進効率の向上や低摩擦型ペイントの採用による燃費削減で温室効果ガスの排出を抑制、さらには、バラスト水処理装置による海洋生態系の保護など、最新鋭の環境配慮型システムが盛り込まれた幅広浅喫水船です。
特に本船は、今治造船株式会社と弊社が共同開発した、中部電力株式会社碧南火力発電所向けの輸送数量を最大化した「碧南マックス」船型であり、今後はJERA Trading Pte. Ltd.との輸送契約のもと、長期にわたり中部電力株式会社碧南火力発電所向け海外炭の輸送に従事してまいります。
【本船要目】
全長 249.99 M 載貨重量トン数 101,847 MT
型幅 43.00 M 総トン数 57,842 T
型深 18.70 M 純トン数 31,523 T
満載喫水 12.994 M ホールド/ハッチ数 6/6