2010年10月15日
川崎汽船株式会社

 

自動車運搬専用船にLED照明の試験搭載を実施

 

 

川崎汽船は、株式会社新来島どっく及び株式会社高工社の協力のもと、自動車運搬専用船SouthernHighway(新来島どっく建造、2008年1月竣工)にて、船内の貨物積載ホールドと乗組員居住区にLED照明を設置し、実証試験を開始致しました。

 

貨物積載ホールドに試験搭載されたLED照明は従来蛍光灯に比べ消費電力を約15%削減する効果があると確認されており、新素子を採用した新型LEDの開発により将来的には30%程度の省エネ効果を見込んでいます。省エネ効果のみならず、蛍光灯の取替え頻度の減少により廃棄処理ならびに乗組員の労力の軽減を図ることが出来ます。

 

またLED照明の採用により、照度アップによる荷役環境の改善効果も期待されており、日本のみならず海外の荷役業者へのインタビューを行いながら将来の実用化へ向けた検証を続けて参ります。