2017年07月18日
川崎汽船株式会社

 

神戸開港150年を記念して小学生らの新造自動車運搬船見学会を開催

 

  当社は神戸開港150年を記念して、7月16日に神戸ポートターミナルにおいて自動車運搬船”SIRIUS HIGHWAY”(シリウス・ハイウェイ)の船内見学会を開催しました。同船は7,500台積みの最新鋭の自動車船で、7月12日に竣工したばかりの新造船です。

 

 見学会に先立って神戸市による初入港セレモニーが開催され、久元喜造神戸市長から当社の神戸港発展への貢献と歴年の本船見学会の場提供への謝辞が述べられるとともに、当社社長の村上英三に記念品が贈呈された後、神戸・姫路の海洋少年団によって歓迎の手旗が披露されました。

 

 見学会には神戸市内の小中学生のほか、海洋少年団、海事を学ぶ大学生、教育関係者、関係会社の家族連れなど約530名が参加しました。参加者はまず、当社の船長から海運や船、船員についての座学を受講。貨物積み込み口から乗船し、貨物デッキを見学しながら最上階まで徒歩で上がり、操舵室(ブリッジ)では船長から説明を受けながら、航海機器を操作したり双眼鏡をのぞくなどしました。

 

 1919年に神戸で創業した当社は現在も神戸に本店を置き、また多くの船が神戸を母港 (船籍港)とするなど、神戸と当社には深いゆかりがあります。見学会は、神戸港の開港150年記念事業として、また同市で開催中の「海フェスタ神戸」、および一般社団法人日本船主協会による海事普及のキャンペーン「船ってサイコ~」のイベントとして開催されたものです。

 

 当社では今後も、地域に密着した活動を行うとともに、海事産業の発展のために尽力してまいります。