2012年02月27日
川崎汽船株式会社

 

 

大規模事故演習の実施について

 

 

2012年2月27日、当社運航VLCC”FUJIKAWA”での海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、人身及び油濁事故を想定した「大規模事故対応演習」を実施しました。

 

演習は、本船”FUJIKAWA”が鹿児島県大隅半島佐多岬沖を喜入に向け航行中、一般貨物船と衝突。本船左舷側貨物艙とバラストタンクが損傷し、漏油の発生、相手船乗組員が負傷するという想定で実施しました。

 

演習終盤には朝倉社長、佐伯副社長、佐々木常務、「ケイラインシップマネージメント」の櫻井常務、福田QCグループ長による模擬記者会見を行い、本番の記者会見さながら緊張感のある雰囲気の中、記者役のコンサルティング会社の方から多くの質問がなされました。

 

当演習では、”FUJIKAWA”の傭船者殿による視察も行われ、当社社員のみならず船舶管理会社、弁護士、コンサルタント会社および保険会社の方々にご協力をいただき、大規模な演習となりました。

 

当社は「大規模事故対応演習」により不測の事態に備えると共に、安全運航、環境保全の徹底のために「冬季安全・環境保護キャンペーン」「役員による訪船」等海陸従業員の安全文化啓蒙活動も行っております。

演習風景
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演習風景