2015年11月04日
川崎汽船株式会社

 

エルサルバドル共和国向け消防車・救急車の無償海上輸送協力について

 

 

当社はこの度、公益財団法人日本消防協会よりエルサルバドル共和国に寄贈された消防車3台、救急車2台の海上輸送に協力することになりました。
日本消防協会は、国際貢献と開発途上国の消防力強化に寄与することを目的に、国内の消防機関で更新時期を迎えた消防車両を無償で寄贈する国際援助事業を行っており、今回エルサルバドルに5台の車両が寄贈されたのはその事業の一環です。一方、当社は1969年からエルサルバドルの名誉領事を引き受けている関係から、昨年10月と本年4月にも同国向けに寄贈された消防車・救急車(計4台)の無償輸送をお引き受けしており、今回の輸送協力はこれらに続くものです。
10月21日(水)には、同国のマルタ・セラヤンディア駐日大使や、日本エルサルバドル協会会長の原幸一郎氏(株式会社フルタイムシステム代表取締役)出席のもと、今回輸送される消防車・救急車の出発式が行われました。(写真①)
これらの車両は10月29日(木)に、当社のグループ会社である株式会社ダイトー・コーポレーションの協力のもと、横浜港にて当社の自動車専用船に船積され、11月下旬に同国アカフトラ港に到着予定です。(写真②)
今年はエルサルバドルと日本の外交関係が樹立されてから80周年にあたります。これまで当社が輸送した消防車・救急車に加え、今回新たに輸送される5台の消防車・救急車により、同国の消防・救急体制が更に強化されるとともに、両国の友好関係がますます発展することを祈念しております。

(写真①)
マルタ・セラヤンディア・エルサルバドル共和国駐日大使(中央)、
原幸一郎・日本エルサルバドル協会 会長(フルタイムシステム代表取締役)(右)、
奥村邦夫・川崎汽船 エルサルバドル共和国名誉領事付(左、前川弘幸・エルサルバドル共和国名誉領事の代理として出席)

(写真②)
当社自動車専用船LAPIS ARROW に積み込まれる寄贈消防車