2014年05月09日
川崎汽船株式会社

 

大規模事故演習の実施について

 

 

2014年5月9日、当社運航船VLCC "TAMAGAWA" での海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、人身及び油濁事故を想定した「大規模事故対応演習」を実施しました。

 

演習は、本船 "TAMAGAWA" が東京湾内を川崎に向け航行中、内航フェリーと衝突、本船左舷船尾側の燃料油タンクに破口を生じ、漏油の発生、相手船乗組員及び乗客が負傷するという想定で実施しました。

 

当演習では、海上保安庁第三管区、海上災害防止センター、船舶管理会社、弁護士、コンサルタント会社および保険会社など、当社社員のみならず多くの方々にご協力をいただき、実際の対応さながらの実践的な演習となりました。

 

演習終盤には朝倉社長、青木専務、門野常務、ケイラインシップマネージメント㈱齋藤常務による模擬記者会見を行い、本番の記者会見さながら緊張感のある雰囲気の中、記者役のコンサルティング会社の方から多くの質問がなされました。

 

当社は「大規模事故対応演習」により不測の事態に備えると共に、安全運航、環境保全の徹底のために「冬季安全・環境保護キャンペーン」「役員による訪船」等海陸従業員の安全文化啓蒙活動も行っております。

演習風景