2011年07月15日
川崎汽船株式会社
ケイライン・マリタイム・アカデミー 第5回グローバルミーティングを開催
当社は、船員のキャリアパスを含んだ教育プログラムと研修機関の集合体である“K” Line Maritime Academy (KLMA) 第5回グローバルミーティングを、2011年7月4日と5日の2日間、東京に於いて開催しました。会議には世界各地のKLMAインストラクターの代表、インハウス船舶管理会社および関係マンニングエージェントの代表、朝倉社長を始めとする当社役職員含め、総勢110名を超える関係者が参加しました。
初日の全体会議と2日目のインストラクター会議では、東京にあるKLMA(本部)よりKLMA 設立から5年が経過したことに鑑み、船員確保育成のための諸施策についての見直しや将来に向けての新たな方向性の説明があり、また、各船舶管理会社からは各社独自の船員教育に関する取り組み、各地KLMAインストラクターからは世界各地における船員確保育成の現状や取り組みが紹介され、これらについて活発かつ前向きな討論が行われ今後のKLMA の取り組みについての認識が共有されました。続く7月7日には、各KLMAインストラクターが自身の訓練のために、社外研修として安全体感研修を受講しました。各インストラクターはこれら新しい知識と経験を自国に持ち帰り、船員育成に活かします。
これらの共通認識と海事技術者(“K”Line Seafarers)育成の基本指針であるKLMAマスタープランに従い、当社グループ一丸となって当社の安全基準を満たした良質な海事技術者の育成と確保をさらに押し進めて、安全運航を確保し、当社ブランドである「安心・安全・信頼」の維持・向上を図り、中期経営計画“K” LINE Vision100 のメインテーマである、「共利共生と持続的成長」を達成して行く所存です。