2026年6月9日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下「当社」)は6月8日、当社の国内外のグループ会社による優れた環境保全貢献活動を称える「“K” LINEグループ 環境アワード2026」(以下「本アワード」)の表彰式を当社本社オフィスで開催しました。

 

 本アワードは2015年に創設し、今回で12回目を迎えました。多数の応募の中から、「独創性」「難易度」「環境貢献度」「継続性」「波及性」などの観点で審査し、最優秀賞1件、優秀賞5件、功労賞2件を選びました。式典では、五十嵐武宣当社取締役代表執行役社長が受賞企業の代表者に記念品を授与しました。

 

 当社は、本アワードを通じて環境保全活動を広く共有することで、グループ全体でのさらなる取り組みを促進します。長期環境方針「“K” LINE 環境ビジョン2050~青い海を明日へつなぐ~」(注1)で掲げた持続可能な社会と青く美しい海を次の世代に引き継ぐ使命を果たすため、今後も積極的に環境保全・生物多様性保全に貢献してまいります。

 

【五十嵐社長のスピーチ】 
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【五十嵐社長のスピーチ】 
【集合写真】
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【集合写真】


本アワードの受賞企業は以下の通りです。

 

<最優秀賞> 
会社名:Veritas Maritime Corporation(所在地:フィリピン)
取り組み名:マホガニーとマングローブの植林と地域開発

内容:2017年から、マホガニーやマングローブの植林活動をフィリピン各地で実施。同国は台風や豪雨などの影響を受けやすいことから、植林を通じて森林減少や沿岸環境の悪化といった課題の解決に取り組んでいる。このほか、漁業コミュニティへの物資支援やマニラ湾での海岸清掃活動も行っている。
 

【2025年のフィリピン・ダバオでの植林活動の様子】
【2025年のフィリピン・ダバオでの植林活動の様子】

 

<優秀賞>
会社名:K Line (Thailand) Ltd.(所在地:タイ)
取り組み名:バンパコン川における海洋環境保全と水生生物多様性増進のための活動

内容:タイ・チャチューンサオ県バンパコン地域において、CSR活動「CSR 2025 GreenHeart for Blue Life」を実施し、45kgのごみを回収した。水域の生態系保全に貢献し、海洋環境保全に対する理解向上にも寄与。

 

会社名:“K” Line Pte Ltd(所在地:シンガポール)
取り組み名:サプライヤーカンファレンスを通じたサプライチェーンとの連携

内容: 主要サプライヤーを対象に「Supplier Conference」を開催し、ESGを業務フローに組み込むための知見提供と、シンガポール・グリーンプラン(環境・サステナビリティ政策パッケージ)や当社グループ行動憲章との整合を推進。シンガポール環境評議会などの外部専門機関5社とも連携し、サプライチェーン全体の持続可能性向上と共通理解の醸成を図った。

 

会社名:株式会社ダイトーコーポレーション(所在地:東京)
取り組み名:太陽光発電パネル設置による環境負荷軽減の取り組み

内容:本牧物流センター屋上に瞬間発電量能力200kW規格の太陽光発電パネルを設置し、物流拠点における環境負荷低減に取り組んだ。大幅な電力使用量の削減が実現し、年間約93トンのCO2排出量削減につながっている。

 

会社名:“K” Line America, Inc.(所在地:アメリカ)
取り組み名:一つの活動で複数のSDGsに貢献するプロジェクト

内容:家庭内暴力から避難する女性や子どもを支援する地域団体と連携し、食料支援・環境配慮・環境教育を一体化したフードドライブ(注2)を実施。再利用可能なバッグの採用や環境教育教材の配布を通じて、複数のSDGsへの貢献を同時に実現。

 

会社名:川崎近海汽船株式会社(所在地:東京)
取り組み名:プロペラ省エネ研磨による燃料消費量の削減

内容:ドライドック(注3)ごとにプロペラ省エネ研磨を標準作業として実施し、プロペラの推進効率を回復させる取り組みを実施。燃料消費量の削減や、継続的かつ他船にも展開しやすい省エネ運用に寄与。

 

<功労賞(累積10回の応募に対する表彰)>
K Line (Thailand) Ltd. (所在地:タイ)
K Line Container Service (Thailand) Ltd. (所在地:タイ)

 

 

(注1) 2015年に策定し、2020年に改訂した環境に関わる長期指針。GHG削減のアクションプランとして、アンモニアや水素燃料などのゼロエミッション燃料、バイオLNGや合成燃料などのカーボンニュートラル燃料の導入を掲げている。
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/environment/management.html
(注2) 家庭や個人で余っている未使用食品を集め、食べ物を必要とする人々や福祉施設に寄付する活動。
(注3) 船舶を水から引き揚げ、陸上の施設で点検・修理を行う方法。