2026年5月22日
川崎汽船株式会社

 

 川崎汽船株式会社(以下「当社」)は5月18日、株式会社JALエンジニアリング、東海旅客鉄道株式会社と共同で、技術職に興味を持つ女子学生を対象にした対話型イベント「社会を動かすシゴト:海運×航空×鉄道の女性技術者たち~「一生モノの仕事」選び~」を開催しました。株式会社JALエンジニアリングからは機体整備に関わる女性技術者、東海旅客鉄道株式会社からは安全運航管理に携わる女性技術者、当社からは実際に乗船経験のある2名が登壇し、比較的男性が多いと言われる技術職ならではの体験談ややりがい、仕事とライフイベントとのバランスなどを紹介しました。

 

 本イベントは、国際海事女性デー(注)の趣旨である「女性の参画促進」を踏まえて企画しました。海運・航空・鉄道の現場で活躍する女性技術者から直接話を聞く機会を学生に提供し、技術職に就く未来を主体的に描けるように支援することが目的です。

 

 当日は、対面・オンライン合わせて約60人の学生が参加しました。はじめに交通・海事分野における女性のキャリア形成について研究する放送大学の原田順子教授が講演しました。理系の学校教育は仕事に結びつきやすい一方、女性はライフイベントによるキャリアの分断が起こりやすく、運輸業界では特に女性比率が低いことを紹介し、「女性の定着にはケア(両立支援)とフェア(均等性)の両立が重要」と述べました。

 

 続いてパネルディスカッションがあり、海運、航空、鉄道業界の女性技術者に加え、元日本航空株式会社の技術者で当社社外取締役の原澤敦美氏が登壇しました。技術職を選んだ理由や出産後にキャリアを継続するための取り組み、男性比率が高い職場で働く中での課題とそれをどう乗り越えたかなどについて語り合い、「入社前は体力・筋力面で不安だったが、工夫や周囲の協力で問題なく業務ができている」「きちんと仕事をすれば、性別や年齢に関係なく認めてもらえ、それがやりがいになった」といったエピソードが紹介されました。

 

 パネルディスカッションの終了後には、3社による個別相談会も行われ、学生が熱心に担当者から話を聞きました。学生からは「女性だからできないと勝手に考えて諦めることなく、私も最終的に何をしたいか、どうなりたいのかを具体的に考えて、たくさんチャレンジして自分の人生を切り開いていきたい」といった声が寄せられました。
 
 当社は今後も国際海事女性デーの理念に賛同し、多様な人材が安心して働き続けることのできる職場環境づくりと、次世代人材の育成に取り組んでまいります。

【イベントの様子】
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【イベントの様子】
【パネルディスカッションの様子】
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【パネルディスカッションの様子】