2023年7月18日
川崎汽船株式会社
川崎汽船グループ(以下、『当社グループ』)は、6月8日の「世界海洋デー」(注)に合わせ、その前後に国内外のグループ会社の社員有志が参加しての世界同時清掃活動を実施しました。
今回の一斉清掃活動には、この活動に賛同した当社を含む国内外のグループ会社計14社から、延べ450名以上の社員有志やその家族が参加し、海岸をはじめ、オフィス・事業所の周辺や山林、運河や河川など、海洋プラスチックの7~8割の発生源とされる陸上ゴミの収集活動を実施しました。収集されたゴミの量は、約7,800リットルに上ります。
昨今、海洋プラスチックをはじめとする海の環境問題が多く取り上げられており、持続可能な開発目標(SDGs)の目標14「海の豊かさを守ろう」でも、海の環境と生物多様性の保全が世界で取り組むべき共通課題として挙げられています。海運業を主軸とする物流企業として、人々の豊かな暮らしに貢献することを企業理念として掲げている当社グループにとって、海は事業活動のフィールドそのものであり、グループの社員とともに海の環境問題について改めて考えるきっかけとして、「世界海洋デー」を挟む本年5月下旬から7月上旬の約1か月半の間に、一斉清掃活動を実施したものです。
今後も当社グループでは、このような活動を通じて社員の環境保全への意識を高め、当社グループが大事にする価値観のひとつである「地球環境と持続可能な社会への貢献」の実現に向けてグループ一丸で取り組んでまいります。
★各地での活動の様子
(注)「世界海洋デー(World Oceans Day)」とは、2009年に国連によって制定された、「海について考え、感謝する」ことを目的とした国際デーで、世界100カ国以上で海岸清掃や啓発イベントが開催されています。