2022年4月11日
川崎汽船株式会社


川崎汽船株式会社(以下、『当社』)は、この度FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexの構成銘柄となりました。

 

グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI(Transition Pathway Initiative)経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。また、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がパッシブ運用を行う際のESG指数にも選定されています。

 

当社はサステナビリティへの取り組みを経営の重点課題とし、社会課題の解決に貢献すべく、取り組みを進めています。環境側面では、2021年11月に「2050 年 GHG排出ネットゼロへの挑戦」という新たな中長期目標を設定し、自社のGHG排出量削減と社会の脱炭素化支援、それぞれの取り組みを本格化させています。その一環として、2023年度中に竣工予定のLNG 燃料焚き・自動カイトシステム搭載大型ばら積み船は、本年3月に環境性能等に優れた船舶(特定船舶)導入計画として初めて認定されました。一方、社会側面では、昨今の人権尊重の重要性の国際的な高まりを受け、本年2月に「川崎汽船グループ人権基本方針」を策定し、人権デューディリジェンスの取り組みに着手しています。

 

今後も当社は、サステナビリティ経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社自身の成長戦略の推進と企業価値の向上に努めてまいります。